2020.08.10内装解体の基礎知識
コワースで内装解体工事をする際の注意点
内装解体をしたいと思う人はたくさんいると思います。内装解体を依頼するといってもいくつかの注意点があるので、それを紹介したいと思います。
●費用は見積もりを取らないと分からない
見積もりを取る前にできるだけ相場を知りたいという人もいると思います。
ですが、オフィスビル、マンション1室、など解体対象が多いため、相場を出すのが難しいです。
たとえば壁の素材や内装で使われている素材、家具、装飾品などオフィスやマンションの場合は何階にあるか、エレベーターは使えるかによってまったく相場が決まってきます。
一軒家の内部解体なら、エレベーターなどがあることは少ないので相場などがある程度分かるのですが、店舗などは自分で相場を知りたいといっても難しいでしょう。
もし、詳しい金額が知りたければ、見積もりを取るしかないので、できるだけ早めに見積もりをとるようにしましょう。
●移転費用を考えて余裕を持って考える
店舗解体では、見積もりを取る時期にも気をつけなければいけません。
通常の解体と比較しても店舗の解体はスケジュールの縛りが多くなっています。何故なら契約によって店舗の返却期間が決められているからです。
テナント側はそれまでに解体を完了させなければいけないことが多いため、計画を立ててスケジュールを立てる必要があります。
ですが、解体工事は手順や作業時間が決まっているため、どうしてもある程度の日数が必要となってしまいます。
返却予定の直前になって見積もりを依頼しても業者によっては引き受けてもらえないことがあるので、返却する日を考えて前もって見積もりを取るようにしましょう。
●ぎりぎりになってしまうと費用が余分にかかる可能性が
上記のように、店舗の返却に関しては契約で返却期限が設けられています。
ですが、営業の都合により、期限ぎりぎりまで営業を続けたいということもあるかもしれません。
そうなったら業者には無理をいって工期を短くしてほしいといわざる終えないこともあるでしょう。
ですが、あまりに工期が少ないとトラブルやコスト増大のリスクが高くなりすぎます。
ミスや事故などが発生したり、作業員の増大から費用が高額になるおそれがあるので、事情があってもできるだけギリギリのスケジュールにしない方がいいですね。
少なくとも、工事開始の一ヶ月前には現地調査をしてもらい、無理のな工期を確保していくことをおすすめします。
●まとめ
このように、内装解体工事をする際の注意点について紹介しました。
何も考えていないと、余分に費用がかかったり、工事自体を受け付けてもらえない可能性があるので、スケジュールに気をつけて見積もりをするようにしましょう。