2023.09.02ブログ
マンションなどの共有部分とは?④【東京の内装解体工事ブログ】
マンションなどの共有部分とは?④【東京の内装解体工事ブログ】
東京都武蔵野市のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
専有部分と間違いやすい共用部分
専有部分の中にあるにも関わらず、実は共用部分であるというまぎらわしい箇所も実は存在します。
バルコニーやベランダ、玄関ドア、玄関ポーチ、窓ガラス、網戸、サッシ、専用庭も該当します。
また、通常外にある駐車場や駐輪場、トランクルームなども併せてこれらの部分を《専用使用部分》といいます。
《専用使用部分》は、普段は所有者が専用に使用する事ができるため掃除や管理などは所有者が行いますが、責任は管理組合に帰するものです。
そのため、勝手に撤去したり作り替えたりということはできません。自分だけに所有権があると勘違いしてはいけないところなのです。
窓ガラスやサッシは、外観に大きく影響する部分でもあり、一部屋だけ別のものに作り替えてしまうと外観の統一性や美観などを損なってしまう恐れがあります。
玄関ドアも同じで、一部屋だけ違うドアが並んでいては浮いてしまいます。
バルコニーやベランダなどは避難経路にもなりうる場所ですので、避難を妨げるようなものなどは置けず、ベランダガーデニングについても細かく管理規約があるマンションがほとんどなのです。
そのため、《専用使用部分》に何か変更を加えたい(例えば防犯のために二重窓にしたい、玄関ドアに鍵をもうひとつつけたいなど)と思っても、禁止されている場合が多いのです。
まずは、管理組合に必ず相談しましょう。
《共有部分》とは
また、あまり使われない言葉なのですが、《共用部分》ではなく《共有部分》といういい方をする箇所もあります。これは《共用部分の中でもマンションの住人全員が使用する部分》を指しています。
例えば、駐車場や駐輪場は区分けして個別のスペースがあるのであれば《専用使用部分》にあたりますが、区分けされずにそのスペース内に自由に駐車や駐輪できるの場合であれば《共有部分》ということになります。
バルコニーや玄関ドアなどは《共用部分》ではあるけれども、区分所有者のみが使用する場所なので、《共有部分》ではなくやはり《専用使用部分》となるでしょう。
要するに《共用部分》の中にも《専用使用部分》と《共有部分》という分類があるということなのです。
今回は、【マンションなどの共有部分とは?④】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。