2023.09.03ブログ
マンションなどの共有部分とは?⑤【東京の内装解体工事ブログ】
マンションなどの共有部分とは?⑤【東京の内装解体工事ブログ】
東京都武蔵村山市のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
費用負担は?
リフォームや修繕の費用の負担をする責任が誰にあるかは、《専有部分》であるか《共用部分》であるかによって決まるのですが、なかにはまぎらわしい事例もあります。
紹介していきます。
専有部分は区分所有者の責任
《専有部分》の修繕や改装などは、その部屋の区分所有者の責任になります。ただし窓ガラスやサッシ、ベランダなどは前述の通り《共用部分(の内の専用使用部分)》であるので、例えば台風などで窓ガラスが割れてしまったというような場合は、管理組合が費用を負担するケースもあります。このようなときも、まずは管理組合に相談をするようにしましょう。
共用部分は管理費用から
《共用部分》に関しては、個人の負担で修繕を行うのではなく、区分所有者全員が毎月支払う管理費や修繕積立費から費用がまかなわれます。
ただし、「専有部分なのか、共用部分なのかがよくわからない」という部分に何か故障があった場合などは少々面倒なことになるケースがあります。
例えば給排水管などは、《共用部分 》を通りつつも最終的には《専有部分》に達しています。一般的には縦に伸びる管は《共用部分》に属し、横に枝分かれしている管は《専有部分》だとされる場合が多くなっています。そのために、管に損傷などがあった場合、その損傷の箇所が縦管なのか横管なのかで、修繕費用の出どころが変わってくるということなるでしょう。
しかし、マンションの構造によっては一概にいえないこともあったり、故障の箇所がはっきりしないという場合もあったりします。
マンションの規約にもよるので、この場合もやはり管理組合に相談をするのが最善でしょう。
共用部分を個人が破損させた場合は個人負担
《共用部分》のものを区分所有者個人が破損させてしまった時は、それが故意によるものでも過失によるものであっても、ほとんどの場合はその個人が責任を負います。
住人全員のもの、という自覚は常に持っておくべきなのです。
今回は、【マンションなどの共有部分とは?⑤】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。