2023.09.05ブログ

アスベスト・グラスウール・ロックウール②【東京の内装解体工事ブログ】

アスベスト・グラスウール・ロックウール②【東京の内装解体工事ブログ】

東京都青ヶ島村のみなさま、こんにちは!

東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

 

解体工事 東京 内装

グラスウールやロックウールは発がん性は認められていない

アスベストは肺がんやじん肺などの健康被害が発生してしまう可能性がありますが、ロックウールやグラスウールについては国際がん研究機関に発がん性は認めらていれない事が確認されています。

グラスウールやロックウールはアスベストと比較して繊維が太いため、肺に残りにくいということが要因なのでしょう。

国際がん研究機関によるグラスウールやロックウールの発がん性の評価はコーヒーや紅茶などと同じグループに属していて、発がん性が分類されていないということがわかります。

国際がん研究機関による人への発がん性評価

グループ1    人体に対して発がん性がある                                         アスベスト・タバコなど
グループ2A    おそらく人体に対して発がん性がある                        ホルムアルデヒドなど
グループ2B     人体に対して発がん性の可能性がある                         ヒドラジン、コーヒーなど
グループ3              人体に対して発がん性があるとは分類できない        ロックウール・グラスウールなど

出展元:国際がん研究機関による人への発がん性評価

過去にはアスベストを含んだロックウールが製造されているので注意が必要

グラスウール、ロックウール両素材に発がん性が認められていないということは分かりましたが、過去に製造されたロックウールにはアスベストが混入しているものがあるために注意が必要です。

アスベストが混入している製品は

1980年(昭和55年)以前の吹付けロックウール(乾式)
1987年(昭和62年)以前一部カラー制の吹付けロックウール(乾式)
1989年(平成元年)以前の吹付けロックウール(湿式)
1988年(昭和63年)以前のロックウール吸音天井板
などです。

ロックウールにアスベストが混入しているかどうかを目視で見分けるのは不可能に近いために、アスベスト分析機関に分析してもらって判断をする必要があります。

 

今回は、【アスベスト・グラスウール・ロックウール②】についてをご説明いたしました。

解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。

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