2023.09.20ブログ
賃貸物件の契約終了の際の《退去費用》とは④【東京の内装解体工事ブログ】
賃貸物件の契約終了の際の《退去費用》とは④【東京の内装解体工事ブログ】
東京都国立市のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
高額になりやすいケースとは
一般的に、原状回復費用は居住年数や部屋の広さ、間取りの大きさに比例して高額になっていきますが、通常の使用であればそこまで大きな金額にはならないでしょう。大体は「これは払わないといけないだろう」と借主が納得いくものばかりのはずです。
注意しなければならないのは、借主負担ではあるものの、高額になりやすい要因についてでしょう。傷や汚れの範囲が広い、程度が大きい、全面的な改修が必要となる、などというものは高額になりがちでしょう。例えばどのようなケースなのかを見ていきましょう。
喫煙による壁の変色
喫煙による壁紙の黄色い変色などは、常にいる人にはなかなか気づけないものでしょう。しかし長年の蓄積はもちろん、短い期間でもかなり変色をしてしまうのが喫煙の汚れの恐ろしいところといえます。
例えば換気扇の下など限定された場所で喫煙をしていたならまだよいのですが、決まった場所ではなくどこでも煙草を吸っていた場合、全面的に壁紙を張り替えなければいけないというケースになるということも考えられます。場合によっては天井も同様です。
このようなケースの場合は汚れの範囲が広いので、費用も高額になりがちです。
結露によるカビやシミ
窓の付近や洗濯機の裏など、湿度が溜まりやすく結露が多い場所にはカビが繁殖したり、跡が残ってシミになったりしてしまいます。
これは気をつけて対策をしたり掃除をしたりすれば防げたものとして、借主側の責任となることがほとんどでしょう。こちらも汚れの部分が広範囲となることが多く、大きな面積で張り替えが必要になります。
普段はあまり見えないところなどにも、カビが繁殖しているということもあります。特に押入れのなかは暗いということもあり、気がついたらびっしりカビが生えていて手遅れ、などということにもなりかねません。日常から湿気の溜まりやすいところには気を配るなどをして、跡が残ってしまう前に除去をするくせをつけておきましょう。
ペットによる汚れや傷
ペット可の物件の場合でも、ペットに好き放題させておいていいというわけではありません。
噛み傷やひっかき傷、トイレの失敗による汚れなど、これらも全面的に借主責任となります。
ペットの行動範囲を限定せず家中を自由に動き回れるようにしている場合などではは、やはり傷が広範囲にわたっているケースがあるでしょう。
1か所の傷が小さい場合でもそれが何か所もあると、修繕費用はかさんでしまいます。
鍵を紛失した
鍵を紛失してしまったという場合も、借主が弁償しなければなりません。防犯上、ディンプルキーと呼ばれる複製が難しい構造の鍵などを採用している物件などであれば、ひとつの鍵を失くしただけで弁償するのに数万円かかるなんていうこともあります。普段から鍵の取扱いには十分気をつけましょう。
今回は、【賃貸物件の契約終了の際の《退去費用》とは④】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。