2023.03.14ブログ
アスベストとは?【東京の内装解体工事ブログ】
アスベストとは?【東京の内装解体工事ブログ】
東京都国立市のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
過去にアスベスト(石綿)は防音材や保温材、断熱材などの建築建材として使われていました。アスベストは性能が高くて安いという理由で、一般住宅、集合住宅、ビルなどの建物まで使われてきました。しかし、アスベストは人の健康被害を起こすことが分かったために、現在では使用禁止になっています。
過去にアスベストを使った建材や吹き付けがされた住宅の解体工事には、アスベストの飛散防止のために厳重な態勢での撤去作業が必要になります。
この記事では、アスベスト(石綿)について紹介します。
アスベストの特徴
アスベストとは天然鉱物の総称で、繊維状に変形していることが特徴になります。アスベストは《石綿》とも呼ばれていて、1955年から1975年代の高度成長期に日本の建物の多くに使われてきました。アスベストは優れた性質を持っていて、耐熱性や耐久性、防音性などに特化してます。
そのうえ安価なために、断熱材や防音材などの建材として多く使われてきました。この数々の性質のから、過去には《奇跡の鉱物》と呼ばれていました。
<アスベストが使用禁止になった経緯>
安価で優秀な性能を持つアスベスト(石綿)は、多くの家屋などに使用されてきました。
しかし、アスベストが人体に甚大な健康被害をもたらすことがわかり、現在では使用禁止になっています。アスベストの使用が法律で禁止されたのが平成18年のことです。
労働安全衛生法施行令が改正され、アスベストの製造、輸入ともに全て禁止となりました。その後、アスベストを含んだ建物の解体工事の時には、専門の解体業者による適正な除去作業、処理が必要となりました。
アスベストの危険性
アスベストは飛散しても肉眼では見えないくらい細かいので、空気中に飛散してしまうと気づかないの内に体内に入ってしまいます。
こうして吸い込み続けてしまったアスベストは肺に刺さるように存在し、体内に吸収される事はありません。
長い間のわたり吸い込んでいると、咳や呼吸困難の症状がでたり、最悪の場合は肺がんや中皮腫を患ってしまう可能性もあります。
そして吸い込んですぐに症状が出るケースは少なく、アスベストの健康被害のほとんどが15~40年程で症状が出るといわれています。
まとめ
今回は、【アスベストとは?】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。