2023.07.27ブログ
アスベストによる《悪性胸膜中皮腫》とは③【東京の内装解体工事ブログ】
アスベストによる《悪性胸膜中皮腫》とは③【東京の内装解体工事ブログ】
東京都品川区のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
アスベストはとても危険なものだという知識は、現在では広く認識されるようになって知っているという方も多いのではないでしょうか。
この危険なアスベストにより人体に引き起こされる健康障害とはどのようなものがあるのでしょうか。
アスベストによる健康被害は多々ありますが、ここでは《悪性胸膜中皮腫》という病気について紹介をいたします。
悪性胸膜中皮腫の治療
《悪性胸膜中皮腫》は、治療が非常に困難で治りにくい病気のひとつだとされています。
そのために、新興の具合や病変の状態、がん細胞の素質型などを考慮しながら《外科的療法》《化学療法》《放射線治療》というような治療を進めていきます。
これら複数の方法を組み合わせて治療を行うケースもあります。
外科的療法
病変が他の臓器やリンパ節などに転移しておらず、胸膜に限定されていて、手術で取り除くことができそうという判断なら《外科療法》が用いられるでしょう。
片側の肺の全てを切除する《胸膜肺全摘除術》と呼ばれる手術や、外側の胸膜切除、および内側の胸膜をはぎ取るという手術などがありますが、大きな手術となり、しかも術後の経過は非常に厳しいというのが《悪性中皮腫》の特徴でもあります。
そのため、《外科的療法》で病巣の切除が成功しても、これに組み合わせて《化学療法》や《放射線治療》なども行われるケースが多いでしょう。
化学療法
《悪性胸膜中皮腫》は胸膜の肥厚や多量のしこりといったような症状により、外科的療法は難しいと判断される場合が多い病気です。
そのため、《化学療法》で治療を進められるのが一般的でしょう。
放射線療法
《悪性胸膜中皮腫》は病巣の範囲が広いということが多いので、比較的狭い範囲に効果を発揮する《放射線治療》は、その他のがんのように重要な治療法には至っていないというのが現状です。
なので、《悪性胸膜中皮腫》に放射線治療を用いるのは、転移制御や痛みの緩和といった位置づけということが多いでしょう。
また、他のがん治療の場合では大きく効果が期待できる新たな放射線治療法に関しましても、《悪性胸膜中皮腫》の治療に対しては効果が明らかではないものがまだまだ多いようです。
今回は、【アスベストによる《悪性胸膜中皮腫》とは③】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。