2023.09.04ブログ
アスベスト・グラスウール・ロックウール①【東京の内装解体工事ブログ】
アスベスト・グラスウール・ロックウール①【東京の内装解体工事ブログ】
東京都目黒区のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
ここではアスベストとグラスウール、ロックウールについて紹介いたします。
見た目が似ている素材
建築現場などで使われる素材は、見た目が似ているため混同されがちな素材が存在します。
特にアスベスト、グラスウール、ロックウールは、断熱材として使用されており、見た目も似ているために混同されがちな素材といえます。
アスベストの人体への健康被害が発覚してから長い年月が経過し、現在ではその危険性は広く認知されています。
しかし、グラスウールやロックウールなどの発がん性や有害性などについては知っているという人は少ないのではないでしょうか。
ここではグラスウールとロックウールがアスベストとどう違うのかや、両素材の断熱材としての特徴を紹介していきます。
アスベストとグラスウール・ロックウールはどう違うのか
アスベストは過去に断熱材などとして使われていて、グラスウールとロックウールは現在も断熱材などとして広く普及している素材のことをいいます。
いずれも熱に強いという他、防音性など様々な点に秀でているので断熱材として長く使用がされてきました。
まずは、この3つの素材について大まかな違いを見てみましょう。
アスベストは天然の鉱物で非常に微細な繊維の為に、肺に入りやすく 肺がんやじん肺などの健康被害があるため 製造、使用ともに禁止されています。
ロックウールは溶解スラグで 肺に入りにくく人体への健康被害の確認はされていない。使用に関する法規制などは 特にありません。
グラスウールはガラスで肺に入りにくく人体への健康被害は確認されていなく、使用に関する法規制などは 特にありません。
この事から、アスベストとグラスウール、ロックウールは主に健康被害の部分で大きな違いがあるということがわかりますね。
アスベストが天然の素材だと聞くと、人工素材のグラスウールやロックウールよりも天然のアスベストの方が安全なように思えますが実際は逆なのです。
なんでも自然由来の天然素材の方が良いというわけではないということなのです。
また、この3つの素材は繊維系の素材のために、非常に見た目が似ているのです。しかし、触ってみると特徴があるので判別することがが可能です。
アスベストは触っても形が維持されているのですが、ロックウールは粉々に砕けてしまうという点が異なります。
グラスウールはガラス素材となりますので触るとチクチクとする感触があるのでその違いはすぐにわかります。
今回は、【アスベスト・グラスウール・ロックウール①】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。