2020.08.10ブログ

内装解体工事が高額になってしまう条件とは?

内装解体を考えている人が多いのではないでしょうか。内装解体はすべてを壊してしまうよりも費用は安くなるのですが、条件によって解体費用が高くなってしまう原因があります。では、その原因について紹介したいと思います。

●アスベスト除去工事を含む場合

建物にアスベストが使われていると別途アスベスト除去工事が発生するため、解体費用が上がります。1975年以前の建物はアスベストが使われている可能性があるので、古い建物ほど、注意が必要です。アスベストは発がん性物質が含むと言われて現在では使用が禁止されています。ですので、比較的新しい建物なら心配がないことが多いですね。

●閑静な住宅街の場合

現場が閑静な住宅街の中にある場合、防音対策を必要とすることから解体費用が高くなってしまうのです。解体工事は騒音規正法に基づき、作業が規制されているため、騒音や振動を制限する必要が出てきます。そのため、周囲が静かなところの建物を内装解体する場合は、工期なども長くなり、費用が高くなりやすいです。

●近接建物の状況

解体工事は主に振動によって近接建物にひび割れ等の被害を与える可能性があります。現場に建物が近い場合、振動が与える影響が大きくなり、慎重に解体工事を進める必要が出てきます。ほとんどの解体施工会社は解体の施工前に近隣の建物の調査を実施し、写真で細かく残しておきます。隣地の建物が近いとこの調査の手間がかかるため、解体費用も増えます。さらに、建物が近すぎると、重機で作業ができない部分ができ、手作業で行わなければいけません。そうなると、さらに費用が増えることになります。

●地中障害撤去工事を含む場合

地面の下に、地中障害物が残っているような場合、それを除去しようとすると解体費用がかなり高額になります。解体費用は地価まで壊すとなると、相当な高額になるため、昔は地下部分を壊さずに残していたという事例がたくさんありました。特に都内などは早くから鉄筋コンクリート造の建物が建っていたエリアなどに良く見られます。

 

●まとめ

 

このように、内装解体の工事で高額になるケースについて紹介しました。内装自体に問題がある場合と、工事する環境によって高額になる場合の2つがあるので、内装解体をする場合は、どれかにあてはまっているかを確認するようにしましょう。もし、解体費用が高くなっても仕方がないことが多いので、もし、高額になってしまう場合は、業者の方と話し合い、どうしていくか決めることをおすすめします。

 

 

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