2023.06.23ブログ
内装解体工事の際の残置物について②【東京の内装解体工事ブログ】
内装解体工事の際の残置物について②【東京の内装解体工事ブログ】
東京都福生市のみなさま、こんにちは!
東京を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
一般廃棄物と産業廃棄物の違い
残置物の処理の費用の前に、まずは《一般廃棄物》と《産業廃棄物》の違いについて紹介いたします。
一般廃棄物は、おもに日常生活を営むうえで発生するゴミのことです。燃やせるゴミや燃やせないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなどに分別して、地域のゴミ収集日に処分することができる廃棄物のことをいいます。
一方、産業廃棄物は、産業に伴って発生するゴミのことです。例えば、コンクリートガラや木くず、燃えカスなどといったものです。
こちらは一般廃棄物と比べてて、廃棄の方法が非常に細かく決められています。
一般廃棄物と産業廃棄物は、取り扱うためにそれぞれの許可が必要となり、互換性はききません。
そのために一般廃棄物収集運搬許可を得ている解体業者でも産業廃棄物の収集や運搬は不可能で、逆もまた同様となるのです。
両方の廃棄物を収集や運搬をするためには、両方の許可が必要だということです。
残置物の処分を解体業者に依頼すると高くなるのはなぜ?
家庭から出た不用品などは、同じものだとしても自分で処分する場合と解体業者に処分を依頼する場合で費用に差が出てしまいます。
解体業者にまかせた方が高額になってしまいます。
自分で処分する場合では、残置物は一般廃棄物としての扱いとなり、日常のゴミ収集(燃やせるゴミや資源ゴミなどとして分別して)で捨てる事が可能なため、その量にもよりますが数百円~数千円程で残置物の処理をできる可能性が高いでしょう。
それに対して、解体業者に残置物の依頼をするとどうなるでしょうか。
解体業者は、たいていは産業廃棄物収集運搬許可は持ってはいるものの、一般廃棄物収集運搬許可を持っているということはなかなかありません。
なぜなら解体工事で発生する廃棄物などは、その全てが産業廃棄物だからです。
そうすると、解体業者は一般廃棄物収集運搬許可を持っている専門の不用品引取業者に外注する事になります。
当然、この分の費用は解体工事の費用の総額に加算されますので、施主に対して費用の負担がのしかかってくるというわけです。
ゴミを捨ててもらうだけでそんなに費用がかかってしまうのかと思ってしまいますが、単純に処分の費用だけではなく、残置物を運び出したり、処理場まで運搬したりする人件費用もかかってくるため、解体業者に依頼するということは自分で処分する場合と比較して高額になってしまうでしょう。
今回は、【内装解体工事の際の残置物について②】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。