2020.08.27内装解体の基礎知識
内装解体で悪徳業者の手口はどのようなものがある?
内装解体業者を選ぶときに不安なのは、悪徳業者を選んでしまうことですよね。悪徳な業者を引いてしまうと、ずさんな仕事や高額な費用を請求されてしまう可能性があります。では、実際に内装解体業者が行う手口について紹介します。
●不法投棄
工事によって発生した廃棄物を適正に処理せずに放棄してしまうトラブルです。なぜこんな信じられないことをするのかというと、廃棄物処理費用を軽減するためです。ですが、実際はお客さんからは廃棄物処理の費用をしっかりと請求しています。それにもかかわらず、適正に処理をしないという信じられない手口です。出来るだけ利益を得るためにこのようなことをしているのです。ですが、実際に廃棄物をどこへ放棄しているのかというと、
・山中や池に放棄
・不正な方法で処理を行う廃棄物処理業者に委託
・廃棄物をミンチにして工事現場に埋める
・アスベストやPCBといった特別管理廃棄物と偽って処分
などと、信じられないようなことをします。もちろん、これは違法なのですが、悪徳業者はこれらのことを平気で行います。
●工事放棄
これも信じられないですよね。工事を引き受けたにもかかわらず、工事を放棄してどこかへ逃げてしまうという手口です。もちろん、お金は前払いですでに受け取っています。何か事情があったわけではなく、確信犯で最初からだますつもりで引き受けたのです。「本当にこんなことがあるの?」と疑問に思うかもしれませんが、実際にあったケースを紹介しました。
●未申請で工事
工事を行う際は申請をしなければいけませんが、申請をしたとお客さんには言って実際はしていないという手口です。これらのことをすると役所などから勧告や指導を受けるトラブルなのです。実際にお金を取られたわけではないと思うかもしれませんが、ルールを守らない業者に工事してもらってもいいことはありません。もし、この先にトラブルが起こってもきちんと対応してくれない可能性があります。内装解体をする際にはさまざまな申請が必要ですが、しっかりとした業者は申請しないということは絶対にあり得ません。
●理不尽な追加料金が発生
基本的に良い業者はよほどのことがない限り後から追加料金などを請求してはきませんが、悪徳業者はそれを平気でします。追加料金をするときも最もらしい理由をつけて請求をしてくるので注意が必要です。
●まとめ
このように、悪徳業者が行うケースを紹介しました。内装解体業者にも実際に悪徳業者がおり、そこで工事してもらった人とのトラブルも報告されています。だまされないように、自分たちで知識を知っておくと良いですね。