2020.08.23内装解体の基礎知識

内装解体で立会いをする際のチェックポイント

内装解体で立会いをする人がほとんどだと思いますが、立会いの際は内装解体でどこを工事するか以外に確認しなければいけないポイントがあります。では、そのポイントについて紹介したいと思います。

●現場付近の道路

なぜ内装なのに、付近の道路が必要なのかというと、内装解体をする際に重機やトラックの搬出入をさせる必要があります。そのためには、ある程度の広さの道路が必要ですし、もし、その道路が児童などの通学路になっていたら、その時間帯は避けるように話し合わなければいけません。

●敷地や境界付近

立会いときには、自分の店舗だけでなく、近隣の状態も確認する必要があります。特に隣家との境界部分はしっかりと確認しておく必要があり、相手の敷地や所有物に被害を出さないように配慮する必要があります。この確認を怠ると近隣からクレームがきて工事が大幅に遅れてしまう可能性があるので、周囲の環境のチェックもしてもらいましょう。

●内装解体する建物

内装解体の建物の部分はどんな人でも確認する部分でしょう。ですが、絶対に間違えないように細かくチェックしておかなければいけません。たとえばどこまで内装解体をするのか、スケルトン工事なのか、原状回復なのか内装解体といってもいくつかの種類があるので、しっかりと確認しておきましょう。また、施主があらたに取り付けた間仕切りや証明でもオーナーの意向で残すことになる場合もありますし、設備もすべて撤去するのか、残すのかなど、その店舗によってまったく違います。それらの細かい点をしっかりと説明して間違いがないように確認をすることが大切です。また、どれだけ撤去するかで、見積もりも変わってくるので、お互いに細かく丁寧に説明をしましょう。

●庭の状況など

店舗でも庭がある場合もあります。木が植えてあったり、バルコニー、土間コンクリートなど内装の解体だけでなく、庭もどうするかしっかりと話し合っておくことが大切です。説明不足で後から工事をしてほしいとなると見積もりの金額も変わってきてしまうので、内装だけでなく、庭なども確認しておくことが大切です。

●まとめ

このように、内装解体工事をするときに立会いのチェックポイントについて紹介しました。内装部分はもちろん、それ以外にも確認するポイントがあります。また道路や近隣の状況によっては追加で費用が必要になるケースもあるので、確認しておくことが大切です。立会いの時間はだいたい30分程度ですが、言い忘れのないように、メモをしておくことをおすすめします。

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