2020.08.14内装解体の基礎知識
内装解体工事は安ければ安いほど良いの?
内装解体工事業者を調べていると、「できるだけ安い業者を選びましょう」「高いところはぼったくり」という言葉を聞きますよね。ですが、一番安い業者を選べば良いの?と思うかもしれません。では、今回は安いだけで業者を選ぶリスクについて紹介したいと思います。
●雑な工事でクレームばかり
たとえば事前のあいさつ回りもしないで、解体工事中への近隣への配慮が足りずクレームばかり言われるという可能性もあります。または、安いため、工事が雑すぎて、お隣の外壁などを傷つけてしまい、請求をされてしまうこともあります。そして、最悪、業者に言っても「知らない」といわれて、自分で弁償するはめになる可能性もあります。
●後から追加で請求される
これは、ものすごく安い業者にあるケースです。初めにものすごく安い見積もりをだしておいて、工事を請け負い、内装解体の工事後にいろいろな理由をつけて高額な請求をするということです。「この工事をしたので、追加で●●万円」といわれて、どんどん請求され、最初に見積もりをした金額とはまったく違う金額になってしまったりなどのトラブルもあります。やたら安いときは、後から請求されて、結局はほかの業者よりも高い費用になってしまい、「こんなはずではなかった」と後悔することもあります。
●がらの悪い職人たち
ものすごく安くて営業マンもよかったから見積もりをして工事をしてもらったのに、実際に現場に来た職人さんたちのガラが悪いということも考えられます。マナーもなっていなくて、現場でタバコ、ごみは放置など考えられないような仕事をされたなど考えられないような態度を取られる可能性があります。こちらが注意すると、威嚇するようににらまれたり、逆切れするなど、ガラが悪すぎて、何も言えなくなってしまう可能性も考えられます。
●手抜き工事
やたら安いと思ったら手抜き工事をされたということも考えられます。たとえば撤去してほしいと言ったのにしてくれなかったり、素人が見ても適当で汚い仕事だったりなど、お金をもらっているのに考えられないような仕事ぶりというケースもあります。こちらが言ったとおりに仕事をしてくれなかったなど、工事が雑すぎることもあるので、安すぎるのも考えものです。
●まとめ
このように、安すぎる業者に起こりうるリスクについて紹介しました。確かに安いのも大切ですが、やはり、どんな仕事をするのかもとても大切です。平均的な金額よりもあまりにも桁違いに安い場合は、いい加減な仕事をするケースもあるので、安すぎる業者にも注意が必要です。やはり、適正な金額というのは、どの業界においても大切です。