2020.08.20内装解体の基礎知識
東京で内装解体をする前の手順について
内装解体をする前にまずは、さまざまな取り決めをしなければいけません。いきなり内装解体工事をするわけではなく、手順を踏まなければいけませんよね。では、どのような手順で内装解体をしてもらうかについて紹介したいと思います。
●貸主と借主の間で打ち合わせ
内装解体の前に必要なのは、貸主と借主の間で打ち合わせを行うことです。内装解体といってもさまざまな種類があります。どういった形で工事をするのか両者の間でしっかりと話し合うことが大切です。契約書にどういった解体が求められているか記載されていることがあるので、契約書の確認もしておくことが大切です。もし、次に入る店舗や利用者が決まっている場合は、そのことも考慮したうえでどのように解体するのか、設備などは残しておくのかまで話し合う必要があります。
●内装解体業者を選ぶ
次は内装解体業者を選んでいきます。そのときに複数社の見積もりをとって、どの業者がいいか比べることが大切です。ひとつだけだと、もっと他に安くて良い業者がいるかもしれませんし、比べることが出来ないので良いかどうかの判断も出来ません。工期や工法、費用面の部分も含めて最適な業者を選ぶようにしましょう。
●現地調査
解体業者が決まったら現地調査をすることになります。見積もりをするときでも現地まで足を運んでくれますが、業者が決定したら改めて現場に来てもらい細かい部分まで話し合うことになります。解体業者は解体する場所だけでなく、周辺の状況を確認することも大切です。店舗の特徴や営業時間などを考慮した上で作業スケジュールを組むことになります。
●近隣住民と店舗への挨拶
これは、工事をする上でとても大切なことです。周辺に住宅がある場合はもちろん、同じ建物内のオフィスや店舗にもまわって内装解体を行うことを伝えることが重要です。簡単な菓子折りなどを持参しつつ、ご迷惑をおかけしそうな近隣の住宅や建物オフィス、店舗などは伺っておくようにしましょう。
●ライフラインの停止
工事日にはライフラインの停止も行っておくことが大切です。基本的にガスや電気、電話といったライフラインは事前に停止して問題はありません。水道は作業中や作業終了後の清掃に使用することがあるので、解体業者に確認をしてから停止するか決めておきましょう。
●まとめ
このように、内装解体をすることが決まったら行う手順について紹介しました。いきなり工事に入るのではく、準備が必要となります。いざ、内装解体になったときに慌てないように、事前にチェックしておくことが大切です。