2020.08.19内装解体の基礎知識
見積もりを取ってもらう際に業者に確認してもらうポイントとは
内装解体で後悔しないためには、どうしたらいいでしょうか。内装解体で後悔するポイントとして多いのは見積もりです。見積もりをしっかりと見ていなかった、複数社の見積もりを取らなかったことから、金額がまったく違う、自分と思った工事をしてくれなかったなど、さまざまな後悔があります。ですが、せっかく内装解体工事をするなら後悔したくはないですよね。では、見積もりをする際に見るポイントについて紹介したいと思います。
●工事範囲を見る
工事といってもどこからどこまでをやってもらうかによって金額が変わってきます。そのためには、事前に貸主と相談の上で工事範囲を明確にしておくことが大切です。たとえばオーナー側はスケルトン工事をして返却と契約しているのに、スケルトン工事まで内装解体をしていなければ返却することができません。その店舗を借りたときに、どこまでの工事で返却というのは決まっていると思うのでもう一度確認することが大切です。もし、本来行う必要がない場所まで工事してしまったら余計な費用がかかってしまいます。トレイやエアコンなどまだまだ使えそうなものがあれば、それはどうするのかなど細かい確認をすることが大切です。
●立会いで調査をしてもらうこと
見積もりの際のポイントとして、立会いによる交渉が基本となります。業者によっては、メールや電話だけで終わらせようとする場合があるのですが、それでは正確な見積もりを取る事ができません。最悪、「そこは見積もりに入っていない」と余分な費用が追加される可能性があるので、立会いをして、しっかりとお互いに確認を取る事が大切です。できれば貸主と借主、業者の3人で立会いをすると間違いがありません。より細かい部分を話し合う際もスムーズに行くので、3人で立ち会ってどうするか決めていくことが大切です。これらのことをしっかりと話しあって、業者の人にはどこまでの工事なのか、見積もりを取ってもらいましょう。
●まとめ
このように、見積もりを取る際の大事なポイントについて紹介しました。どこまで工事をしてもらうのか、いくらくらいになるのかは見積もりを見ればすべて書いてあります。ですので、適当に終わらせて工事を行えば当然、余分に追加の費用がかかってしまいでしょう。後からトラブルにならないように、見積もりをする際に間違いがないようにお互いに確認をしながら、調査をしてもらうことをおすすめします。これから内装解体工事をするという人は参考にしてくださいね。